ラ・クックを実際に使ってみたら魚焼きグリルの使い勝手が爆上がり!普段とは毛色が違い、ラ・クックのみしか紹介していませんが、感動したので記事にしてみました。
使ってみて良かった点と悪かった点を交え説明するので、検討している方はぜひ参考にしてください。
ラ・クックとは
ラ・クックとは、パロマ製ガステーブルの魚焼きグリル用のアクセサリーです。内部に魚を入れて焼くと庫内の油汚れを99.9%カットでき、煙・ニオイを大幅に低減することができます。
その秘密は、ラ・クックのフタについたこの3つの穴!余分な水分は逃しながらも熱を閉じ込め、油やニオイを軽減しながらの焼きあげを可能にしています。
また、セラミック加工がされているためお手入れが非常に簡単。サッと洗えて庫内も汚れないので、魚焼き網と比べると雲泥の差と言えるほど便利です。どれほど庫内が汚れないかについてはパロマの公式動画をチェック推奨!
公式動画はこちら↓
ラ・クックの庫内サイズ
ラ・クックの庫内サイズは短辺が約17cm、長辺が約24cmでした。鮭の切り身などは3つほどまでは余裕ですが、特大サイズの魚の開きはサイズ的に厳しく、サンマは頭を取らないと入りきりません。大きい魚を焼きたい方は、後ほど少し触れるラ・クックグランにするといいかもしれません。
ラ・クックの使い方
まずはラ・クックの使い方を写真とともに説明します。見ればわかると思いますが、非常に簡単です。使い始めてから数年経過しているガスコンロに導入したため、汚れている箇所も多いのですが、そこはご容赦ください…!
①まず既存の網を外します。
②次にラ・クックの土台を置きます。
③あとはラ・クック本体を置いて料理をするだけ!
ガステーブルがラ・クックに対応さえしていれば、このように説明がいらないほど簡単に取り付け可能です。
現在使っているorこれから導入するガステーブルがラ・クックに対応しているか、パロマの公式ホームページ上でガステーブルの型番から調べることができます。焼くスペースが長いラ・クックグランという製品や、煮もの・蒸し料理などができるラ・クックアラカルトという製品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、ガステーブルの型番は説明書や、本体正面などを確認するとわかります。私の使用しているガステーブルは本体正面左上に書いてありました。
実際にラ・クックで料理をしてみました!
続いては、実際にラ・クックを使ってノンフライからあげと焼き魚(鮭の塩焼き・焼き鯖)を作った時の様子をお届けします。
ノンフライからあげ
あらかじめ味付けした鶏肉を並べ、焼きあげるだけ!
ジューシーに焼きあがりました。片栗粉を使ったレシピなので、底部がカリカリとした食感になって一口で2度楽しめる作りです。
鮭の塩焼き
こちらも塩を振った鮭を…
フタをして弱火~中火で12分ほど焼きあげるだけ!
油の多い部分が焦げてしまいましたが、ふっくらおいしく焼きあがりました。
焼き鯖
やはりこちらも…
フタをして弱火~中火で12分焼くだけ!しっかりとコゲ目が付いているのがわかると思います。
このように、底面に波状の焦げ目がつきます。焦げ目をつけたい側を下にするといいでしょう。
ただし、ニオイを減らすためとはいえ排気穴が小さいせいか、若干蒸し焼き風になります。焼き上げの時間を網焼き時に比べ1分ほど延ばすと気にならない程度にはなりますが、色々な魚をカリカリに焼き上げたい方は厳しいかもしれません。
そういった特性もありますが、どれも焼き網の時とは段違いにニオイが少なく、お手入れもラ・クックを洗うだけなので非常にラクチンでした。
ちなみに、ラ・クックではこれ以外にもさまざまな料理を作ることができます。公式ホームページで多数のレシピ見れますので、導入を考えている方は前もって確認するといいでしょう。
ラ・クックを導入して良かった点と悪かった点
最後にラ・クックを使った上で感じた良かった点と悪かった点を、簡単にまとめて紹介します。
いかがでしょうか。良かった点が魚焼きグリルの掃除・ニオイの減少と、日々のストレス軽減にかなりの効果を発揮してくれています。悪かった点が許容できる方には本当におすすめです。
ちょっと大げさかもしれませんが、私はQOL(生活の質)が1段上がったと感じました。ぜひ試してみてください。
対応ガステーブル確認は公式ホームページにて!
追記:1年ほど使い続けてきましたが…
使い始めから一年ほど経ち、焼き過ぎてしまうと食材が底に貼りついてしまうようになってきました。テフロン加工のフライパンも寿命があるので仕方ないとは言えますが、どうにかならないか…と思っていた時に見つけたのがこの「クックパー」というホイル。
一回18cmほどを底面に敷いて焼くだけで食材が貼りつかず、取り外して捨てれば洗い物もより楽になるという一石二鳥の大活躍!焼き上がりもホイルなしの時と比べなんら変わりません。
コストも低く、例えばこちらの12mホイルなら単純計算で66回ほど使えます。ラ・クックに限らず、グリルパンの貼りつきが気になる方はぜひお試しあれ!
さいごに
今回紹介したラ・クックはこちら。
フタにつまみがついた新型も出ました。ミトンを利用したい方はこちらがいいかもしれません。
対応機種は新しいガステーブルばかりですが、焼くスペースが一回り大きいラ・クックグランはこちら。
ラ・クックを焼いてそのままお皿がわりに使えるよう、木製のおしゃれな専用プレートもあります。
ラ・クックが最初からセットになったガステーブルもあります。こちらの記事でガステーブルの選び方などとあわせて紹介しているので、よかったらご覧ください。
ちなみに、リンナイの魚焼きグリルにはラ・クックによく似た「ココットプレート」というグリルパンが対応しています。
魚焼きグリルに対応するラ・クック以外のグリルパンはこちら。