重いものを載せていても普段と変わらずに運転できる電動自転車。坂道もスイスイと走れる便利さが魅力です。今回はブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの3メーカーに絞り、選び方やさまざまな疑問を解決できるよう記事にしました。
記事後半では、乗る目的に合わせ「電車通勤に疲れたからちょっと遠いけど自転車通勤に切り替えたい」、「子どもを送迎したいけど体力に自信がない」、「買い物を楽にしたい」といったような、一人ひとりの要求を満たすおすすめの電動自転車をセレクトしました。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
おすすめの電動自転車をすぐに見たい方はこちら
なぜこの3メーカーにこだわるのか
なぜこの3メーカーにこだわるのかと思うでしょうが、理由は大きく3つあります。
- 日本のほとんどの自転車店でサポートを受けられる
- きちんと安全性を重視し、丈夫に作られている
- 日本の電動アシスト自転車としての基準が確実に守られている
1つ目と2つ目の説明はいらないでしょうが、3つ目の日本の電動アシスト自転車としての基準は簡単に言うと、自分でこぐ力の比率が1に対し、機械のアシスト力の比率が2までしか出してはいけない決まりのこと。
さらに、速度は時速24km以上ではアシストを停止しなければいけません。海外製のものはこの基準が守られていないこともしばしば (そもそも日本用に作っていないものが多いので) 。そんな理由から今回の記事では3メーカーに限定しました。
電動自転車のメリット・デメリット
ここでは簡単に電動自転車のメリットとデメリットをまとめてみました。
いかがでしょうか?原付のように駐輪スペースを取らないことがかなりのメリットだと思います。どちらにも納得ができる方は電動自転車に向いた人だと言えるでしょう。
電動自転車の選び方のポイント
電動自転車を欲しいと思っていても、具体的な製品を選ぶとなると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?ここからは、そんな方に向け選び方の重要なポイントを解説します。
モーターの特性で選ぶ
電動自転車のモーターは前方か中央の2か所どちらかに搭載されています。それぞれ異なった特性を持つので覚えておきましょう。
センタードライブ
車体中央にモーターを搭載するのがセンタードライブ。基本的な電動自転車といったらこのタイプです。
後輪にアシストが効くので、まるで後ろから押してもらっているようなアシスト感が特徴。車体のバランスがとりやすく、こぎ出しも安定感があります。
デュアルドライブ
両輪駆動とも言われ、前輪中央にモーターを搭載するのがデュアルドライブです。
国内ではブリヂストンのみ採用し、海外製の電動自転車にも多少採用されていますが、ブリヂストン独自と言っていいほどの差があります。前輪にアシストが効くので、前から引っ張られるようなアシスト感が特徴。
こぎ出しが急に引っ張られるような感覚で、なれるまで怖かったという方が多いようです。また、前輪部に機材が集中し重くなるため、前輪を持ち上げるタイプの駐輪で重く感じるデメリットもあります。
ここまで書くと「デメリットしかないじゃん…」と思われるでしょうが、実は大きなメリットが…!すぐ下のブリヂストンコーナーをご覧ください!
今回紹介する3メーカーの特徴
ブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの電動自転車は、それぞれ他社にはない強みを持っています。ここでは順番に解説するので選び方の指針にしてください。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
アシストの心臓部であるモーターを前輪に搭載したデュアルドライブに乗れるのは3大メーカーでブリヂストンのみ。もちろんセンタードライブの電動自転車も各種販売しています。
肝心のデュアルドライブのメリットですが、なんと走行中にジワジワと自動でバッテリーに充電してくれるというもの!走行モードにもよりますが、センタードライブと比較するとバッテリー容量の1.5倍弱ほどの航続距離を誇ります。
バッテリーが満タンでさえなければ、この自動充電は走行中のペダル停止時と左ブレーキ時に作動。EV車に乗っている方や電車が好きな方は、回生ブレーキと聞くと馴染み深いかもしれません。
デュアルドライブ搭載機のほとんどは、カーボンベルトドライブというほぼメンテナンスのいらないチェーンを採用。外れにくく、サビないので注油もいりません。控えめに言って最高です。
ヤマハ(YAMAHA)
ヤマハが一番力を入れているのがモーター部の「ドライブユニット」。何度もリニューアルを重ね、重さやアシストの最適化に力を入れています。ギア(変速)切り替え時にも、法定アシストの最大値となるよう尽力。
さらに、スピード・トルク・クランク回転を感知する3センサーを駆使し、最適な乗り心地になるよう調整しています。また、ヤマハのみアシスト力をアシストレベルと呼称しそれぞれの機種ごとに違うバランスで実装。
ヤマハがもう一つ注力しているのが本格的な電動ライディングバイク作り。「PAS」シリーズとは別に「YPJ」シリーズとして路面の状況に応じた機種を発売しています。
世界で初めて電動自転車を発売したのがなにを隠そうこのヤマハ。1993年に発売した当時から「PAS」の名前が引き継がれています。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックはとにかく丈夫さにこだわった電動自転車作りに定評があります。自転車の安全基準を満たすともらえる「BAAマーク」というものがあるのですが、パナソニックはそれよりも断然厳しい基準で自社テストしているのだそう。
もう一つはユーザーのことを考えた便利な付加機能。とりわけチャイルドシートに注力し、ベビー業界大手の「コンビ株式会社」と共同開発した「クルームシート」や、動きの激しい子どもでも装着できるよう工夫されたベルトなどがあります。
また、持っているだけで電源ON時に開錠する電子キー「ラクイック」など、小さな配慮がうれしいポイント。ヤマハと同様、ライディングを楽しめる本格スポーツモデルも販売。折りたたみ電動自転車を出す唯一の日本メーカーでもあります。
タイヤサイズによる違いを理解する
タイヤサイズはインチで表され、小さいほど小回りが効きやすく走り出しがしやすい特徴があります。反対に、大きいほど小回り効きにくく走り出しに力が必要。ただし、スピードに乗った場合は大きいほどゆったりと走ることができます。
タイヤサイズが小さいということは車高も低くなるということ。低いほど子どもや荷物の乗せ降ろしが楽になり、身長が低めでも運転しやすくなります。
3輪タイプに乗る時の注意点
3輪タイプは無条件で安全と思われがちですが、バランスが取りにくく段差や曲がる時に転倒しやすい特徴があります。特に買ったばかりで慣れていない時は注意が必要です。
また、購入時は車体を傾かないようにするロックが掛かっているのでさらに転びやすくなっています。このロックは運転に慣れた後は自転車店で外してもらうことが可能なので、3輪の購入を考えている方は覚えておいてください。
バッテリー容量をチェックする
バッテリー容量は大きければ大きいほど、アシスト可能距離が長くなります。ただし、大きいということは重さも増大するということ。バッテリーが切れた時は負担になるだけなので充電は忘れずに!
バスケットやリヤキャリヤの有無
特にバスケットの有無は買い物や通勤・通学にダイレクトに響く部分です。バスケットがあると思って、付いてないものを買ってしまった場合の悲しみは計り知れません。
リヤキャリヤはそのまま荷物を縛ることや、チャイルドシート増設の前提として必要になります。リヤキャリヤとチャイルドシートの同時増設もアリではありますが、それ相応の出費は覚悟しましょう。
気に入ったデザインのものがあったらオプションで増設可能かどうか調べることも大事です。
フレームの形状
乗り降りに自信がない方は、低い構造のフレームを選ぶと◎。最近では多くのモデルに採用されています。
また、電動自転車の注意点として、ケンケン乗りは絶対にしてはいけない乗車法。強いこぎ出しがアシストで倍化され転倒の危険があります。しっかりとまたがってからこぎ出しましょう。
子どもを乗せる方が特に注意すべきこと
子どもを乗せる方が特に注意すべきこととして、設置場所によるチャイルドシートの違いがあります。
チャイルドシートには前乗せタイプと後ろ乗せタイプの2つがあり、それぞれ子どもの年齢や身長・体重に制限があります。子どもの安全を守るためにもしっかりと遵守しましょう。
前乗せ
前乗せタイプはほとんどのチャイルドシートが身長100cm以下、体重15kg以下、年齢は1歳~4歳未満まで対応。
しかし、追加で設置するような簡素なタイプだと身長90cm以下で年齢は1歳~3歳未満といったものも。購入前に確認は怠らないでください。
後ろ乗せ
後ろ乗せタイプは身長は70~115cm、体重は8~22kg、年齢は2歳~6歳未満に対応。前乗せと違い、小さすぎると安全状乗せられません。
また、後部キャリヤの上にチャイルドシートを設置するので、キャリヤの耐荷重が少ないと子どもの制限体重も下がります。
前後両乗せ
前後両乗せをする場合、チャイルドシート自体の制限体重・身長・年齢は変わりませんが、乗り手に要求される適正身長が上がります。
普段の適正身長は両足が地面に着く身長という設定。しかし、子どもを前後に乗せた場合、サドルをまたいだ状態で両足裏が地面にしっかりと着く身長になります。子どもの安全を守るため、この基準を確実に守りましょう。
電動自転車のおすすめ【24選】
ここからはブリヂストン・ヤマハ・パナソニック製からおすすめの電動自転車をご紹介。
通勤・通学タイプ、ショッピング・街乗りタイプ、お年寄りや運転に自信がない方におすすめ、サイクリングが楽しめるスポーツモデル、ファッショナブルモデル、子ども乗せ、折りたたみの7つに分けて説明します。
気になるところだけでも見ていってください!
通勤・通学におすすめの電動自転車【3選】
最初に紹介するのは通勤・通学におすすめのタイプです。
パナソニック(Panasonic) ベロスター BE-ELVS77
適正身長 | 149~185cm |
ギア | 外装7段変速 |
バッテリー容量 | 8.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約28~50km |
重量 | 22.4kg |
タイヤサイズ | 700×38c(27インチ相当) |
手軽に乗れるスポーツバイク
操作スイッチ部で速度を表示する、スポーツバイクタイプの電動自転車。太めの27インチ相当のタイヤを採用し、快適な走りが楽しめます。バッテリーが少し物足りない容量ですが、車体の軽さとの兼ね合いを考えたのでしょう。
フロントにキャリヤを初期装備しますが、カゴは付いていないので、必要な場合はオプションとして設置する必要があります。カゴには小型と大型がありますが、どちらもシャープな印象。通勤・通学時でも走りを気軽に楽しみたい方におすすめ。
ヤマハ(YAMAHA) PAS CITY-SP5 PA27CSP5
適正身長 | 154cm~ |
ギア | 内装5段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約51~87km |
重量 | 28.1kg |
タイヤサイズ | 27インチ |
メーカー発表アシスト力 | 3 |
ワイヤー入りスタイリッシュフレーム
大容量バッテリーを装備し、ワイヤーをフレーム内に通したスタイリッシュな「スタッガードフレーム」を採用したモデル。
タイヤが27インチと大きく、ゆったりと走ることができます。大型バスケットにリヤキャリヤを初期装備し、荷物多めでもOK!
耐摩耗性に優れたタイヤはリムとスポークもステンレス製で耐久性に優れ。スタンドはてこの原理で楽にかけられるものを搭載しています。いぶし銀の電動自転車と言えるでしょう。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) アルベルト e AS7B49
適正身長 | 148cm~ |
ギア | 内装5段変速 |
バッテリー容量 | 14.3Ah相当 |
満充電時アシスト距離 | 約48~100km |
重量 | 26.5kg |
タイヤサイズ | 27インチ |
備考 | デュアルドライブタイプ、カーボンベルトドライブ |
ベストセラーの電動自転車タイプ
軽く丈夫な「アルミフレーム」とほぼメンテナンスいらずの「カーボンベルトドライブ」を搭載することから名付けられたアルベルト。電動ではない普通自転車でベストセラーを記録し、電動自転車としても丈夫さをウリに販売開始しました。
丈夫なタイヤとホイール、空気入れのタイミングがサインで視認できる「空気ミハル君」搭載など、トラブルを発生から予防すべく力を入れています。通勤・通学以外にもおすすめできる名機です。
ショッピング・街乗りにおすすめの電動自転車【3選】
次におしゃれさと利便性をどちらも持っている、ショッピング・街乗りにピッタリな電動自転車を紹介します。
パナソニック(Panasonic) ビビ・EX BE-ELE436
適正身長 | 138cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約59~100km |
重量 | 29.5kg |
タイヤサイズ | 24インチ |
備考 | ラクイック搭載 |
快適さに秀でたモデル
バッテリー容量が大きく、かなりの航続距離を誇る電動自転車。荷物が目立たなく大きいバスケットや、スタンドを立てるとハンドルが半固定される「スタピタ2」を採用しています。足元を照らし、夜間のもらい事故を防ぐライトも搭載。
サドルの抜き取りを防ぐ「サドルガードマン」や低くまたぎやすい形状のフレームを装備し、防犯や乗り降りにも考慮されています。リヤにチャイルドシートの増設も可能なモデルです。
ヤマハ(YAMAHA) PAS WITH DX PA26WDX
適正身長 | 145cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
満充電時アシスト距離 | 約48~78km |
重量 | 27.7kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
メーカー発表アシスト力 | 4 |
籐風カゴがさりげないおしゃれを演出
ハンドルとセットでコーディネートされたサドルや籐(とう)風バスケットなど、さりげないポイントがおしゃれな電動自転車。スタンドをかけるとハンドルが半固定される機能も搭載し、またぎやすい「低床U型フレーム」を採用しています。
ブレーキは路面が濡れていてもしっかり効く「2ピボットFブレーキ」で、後輪丈夫にはスカートなどの巻き込みを防ぐドレスガードが付き。リヤキャリヤの耐久性が高いのでリヤチャイルドシートの増設も可能です。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) フロンティア デラックス F4DB40
適正身長 | 136cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 14.3Ah相当 |
満充電時アシスト距離 | 約54~130km |
重量 | 27.0 kg |
タイヤサイズ | 24インチ |
備考 | デュアルドライブタイプ、カーボンベルトドライブ |
充電の手間が非常に少ない
アシストが一番弱いモードならば、バッテリーフル状態からなんと130kmもの航続距離を誇る電動自転車。自動充電の本領発揮といったところです。サビに強いステンレス製のバスケットで雨をものともしません。
さらに、低くまたぎやすいフレーム、空気入れのタイミングをお知らせしてくれる「空気ミハル君」搭載とスキが見当たらない構成。前カゴの容量では足りない方は後部のバスケット増設をおすすめします。
お年寄りや運転に自信がない方におすすめの電動自転車【3選】
運転に自信がない方やお年寄りが一番優先することは乗り降りがしやすいものを選ぶこと。ここではそんな電動自転車を紹介します。全体的に軽く身長が低くても乗れるモデルです。
パナソニック(Panasonic) ビビ・L・20 BE-ELL032
適正身長 | 136cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約45~70km |
重量 | 21.7kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
バスケットが大きく買い物もしやすい
直感的に操作できるスイッチ部、またぎやすいフレーム、大きなバスケットを搭載し買い物にも便利なモデル。ハンドルを半固定する「くるピタ」も装備しています。小さめで握りやすいグリップの採用もうれしいところ。
ヤマハ(YAMAHA) PAS SION-U PA20SU
適正身長 | 133cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
満充電時アシスト距離 | 約49~72km |
重量 | 22.3kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
メーカー発表アシスト力 | 4 |
ゆったりとしたこぎ出し
ヤマハ独自のセンサーによって、やさしいこぎ出しを実現した電動自転車。低く乗り降りしやすいフレームに簡単なスイッチ部、力がほとんどいらないスタンドに持ちやすいキャリヤと、ヤマハのやさしさが詰まった秀作です。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) アシスタユニプレミア A2PC38
適正身長 | 128cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
満充電時アシスト距離 | 約49~72km |
重量 | 21.9kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
子どもにもおすすめできる適正身長
低く乗り降りしやすいフレームと、特に低い適正身長が特徴の電動自転車。カラーリングも明るいものが多く、かわいらしい見た目もおすすめポイント。
スイッチの操作も簡単で、取っ手のついたリヤキャリヤの採用はスタンドかけも楽にしてくれます。
サイクリングが楽しめるスポーツモデルの電動自転車おすすめ【5選】
次にサイクリングやツーリングが楽しめる、スポーツモデルの電動自転車のおすすめを紹介します。
パナソニック(Panasonic) ジェッター BE-ELHC244
適正身長 | 154~185cm |
ギア | 外装8段変速 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約58~85km |
重量 | 22.0kg |
タイヤサイズ | 700×38c(27インチ相当) |
軽いアルミフレームにワイヤーを内蔵
フレームはアルミ製でワイヤーを内蔵させたスタイリッシュなタイプ。見た目もスッキリと仕上がっています。
スポーツタイプなので操作パネルに時速が表示され、ついつい走ることが楽しくなります。フロントキャリヤが付くのでバスケットの増設も可能です。
ヤマハ(YAMAHA) PAS Brace PA26B
適正身長 | 155cm~ |
ギア | 内装8段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約60~90km |
重量 | 23.2kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
メーカー発表アシスト力 | 4 |
サスペンション搭載で衝撃に強い
フロントにサスペンションを搭載し、地面からの衝撃を緩和してくれるスポーツタイプの電動自転車。スタイリッシュ&実用的なディスクブレーキをフロントに採用し、ハンドル角度の調整も簡単に可能です。フレームの丈夫さも秀でた逸品。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) リアルストリーム RS6C48
適正身長 | 148cm~ |
ギア | 内装8段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約60~90km |
重量 | 22.5kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
消費カロリーが見える
濡れた路面でも制動力を発揮する、ディスクブレーキを採用するモデル。フロント部にサスペンションを搭載し、ある程度の段差も苦になりません。操作パネルで速度が表示されますが、それ以上に消費カロリーが分かるのもうれしいポイント。
ダイエット中などでカロリー計算がしたい方におすすめのスポーツモデルです。
パナソニック(Panasonic) XM2 BE-EWM40
適正身長 | 157~183cm |
ギア | 20段変速(内装2×外装10) |
バッテリー容量 | 12.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約61~107km |
重量 | 24.0kg |
タイヤサイズ | 27.5×2.2HE |
自然なアシストにこだわる
実際にペダルをアシストする機構に、最新の内装2段変速を内蔵する「マルチスピードドライブユニット」を搭載した本格スポーツバイク。バッテリーもボディと一体化するかっこいい形状になっています。
サスペンションも搭載し、手元で路面の状況に合わせてオン・オフの切り替え可。制動力が安定するディスクブレーキ、振動があっても疲れにくいサドル採用とマウンテンバイク好き垂涎の電動自転車です。
ヤマハ(YAMAHA) YPJ-TC(M)
サイズにS/M/Lがあり、Mの参考値です
長距離ツーリングにも対応
適正身長 | 165cm~ |
ギア | 外装18段変速(前2×後9) |
バッテリー容量 | 13.3Ah |
満充電時アシスト距離 | 約91~237km |
重量 | 22.6kg |
タイヤサイズ | インチ700×35C相当 |
速度や消費カロリー、時間など計10個のさまざまな情報を確認できる、液晶パネルを備えた本格スポーツバイク。ドライブユニット「PWseries SE」を搭載し、アシストが高ケイデンス(ペダルを速くこぐこと)に対応しています。
液晶パネル下部にはUSBポートがあり、バッテリーからスマホなどに給電可。フロント部はサスペンションを搭載し振動をキッチリ軽減してくれます。また、リヤキャリヤ後端にはLEDライトが付き、後ろからのもらい事故も抑制。
「長距離ツーリングも楽しみたいけどちょっと体に自信がなくなってきたな…」といった方にもおすすめです。
ファッショナブルモデルの電動自転車のおすすめ【3選】
次に各メーカーが発売するおしゃれなモデルのご紹介。他のモデルとはひと味違う、魅力の詰まった電動自転車をご覧ください。
パナソニック(Panasonic) BP02 BE-ELZC632
適正身長 | 149~184cm |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約46~74km |
重量 | 25.8kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
車体のフォルムが特徴的
パナソニックがアパレル関係で有名な株式会社ビームスと共同開発した電動自転車。「サーフサイドスタイル」と名付けられた美しい曲線のフレームは運転を楽しくしてくれます。細かいポイントですが、リヤキャリヤにもBEAMSのロゴをプリント。
幅広のタイヤとハンドルで走行は快適、ビームスが好きな方はもちろん、フォルムに一目ぼれした方もいかがでしょうか?
ヤマハ(YAMAHA) PAS minä X1U601
適正身長 | 145cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
満充電時アシスト距離 | 約48~83km |
重量 | 23.8kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
メーカー発表アシスト力 | 4 |
主張しすぎないレトロなおしゃれさ
レトロチックなデザインでカスタマイズ性の高い北欧風モデル。レザー風のハンドルとセットでデザインされたサドル、真鍮スプリングベル、クラシカルなアルミ製ペダルがそこはかとなく気品を感じさせます。
初期状態ではカゴが付きませんが、それぞれ特徴がガラッと変わる4種のカゴをオプションで購入可能。リヤバスケットもフロントバスケットと統一感のあるものを選べるので、荷物を沢山運ぶ方は一考の余地アリです!
2020/06/30
ネット販売が可能な店舗を見つけられませんでした!
どうしても欲しい方は街のショップでお探しください。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) イルミオ IL4B49
適正身長 | 148cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 14.3Ah相当 |
満充電時アシスト距離 | 約45~92km |
重量 | 27.9kg |
タイヤサイズ | 24インチ |
備考 | デュアルドライブタイプ カーボンベルトドライブ |
ヴィンテージ風でタイヤもおしゃれ
オトナのファッション&ライフスタイルマガジンを発行する「STORY」とブリヂストンのコラボで生まれた電動自転車。タイヤ・ハンドル・サドルとフレーム・カゴの色が統一され、美しいツートーンカラで仕上がっています。
グリップとサドルのパーツ自体もヴィンテージ風で、チェーンとなるカーボンベルトもタイヤとコーディネートされた配色。ハンドル中央部にミニバスケットが付く点も珍しく、ペットボトルなどを手元に収納できます。
子ども乗せ電動自転車のおすすめ【6選】
次は子どもを送迎したり、一緒に買い物に行ったりしたい方におすすめの子ども乗せ電動自転車をご紹介。
初めから前後乗せのタイプは現在販売していないので紹介していませんが、すべてのモデルで追加のチャイルドシートを設置すると3人乗せになります。
前乗せタイプの子ども乗せ電動自転車のおすすめ【3選】
ここでは子どもを前に乗せたい方におすすめの電動自転車を紹介します。子どもの身長100cm以下、体重15kg以下、年齢は1歳~4歳未満まで対応したタイプです。子どもを確認しながら運転したい方はこちらをご覧ください。
パナソニック(Panasonic) ギュット・クルーム・EX BE-ELFE03
適正身長 | 142cm~、幼児2人時154cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約50~80km |
重量 | 32.7kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
備考 | ラクイック搭載 |
快適なチャイルドシート搭載
ベビー業界大手の「コンビ株式会社」とパナソニックが共同開発したモデル。子どもの安全性と快適さを重視して開発され、装備している「クルームシート」の頭部周りは「エッグショック」という卵すら傷つけない素材を使用しています。
子どもが握るバーは柔らか素材製。振動などで頭や歯をぶつけても衝撃を極力和らげる仕様になっています。また、ベルトも子どもに装着しやすいよう立体的に持ち上がるなど、あらゆる角度から子どもファーストと言える性能。
もちろん運転手もないがしろにされているわけではなく、電子キーのラクイックや乗り降りラクラクの低いフレーム採用と子どもを乗せない時も便利な仕様です。
ヤマハ(YAMAHA) PAS Kiss mini un SP PA20KSP
適正身長 | 142cm~、幼児2人時146cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約53~78km |
重量 | 31.0kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
メーカー発表アシスト力 | 6 |
子どもを包み込むチャイルドシート
寒い風や直射日光を避けられる「コクーンルーム」で子どもを包み込む電動自転車。ロックが外と内の2ポイントで、子どもが内側から開けることはできません。ベルトは肩2点、腰2点、股1点の計5点でしっかりと固定。
シートは撥水加工でちょっとした粗相ならば大丈夫です。スタンドは軽くかけられる「かるっこスタンド」を採用し、スタンド掛けと連動してハンドルが半固定されるので転倒も防げます。
足回りは太くバランスの取りやすい「ファットタイヤ」の採用と雨の日も制動力を発揮する「2ピボットFブレーキ」で安定性を考慮。色とりどりな車体のカラーリングもおすすめポイントです。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) ビッケ ポーラー e BP0C40
適正身長 | 138cm~、幼児2人時147cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約56~78km |
重量 | 30.8kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
サドルが低く小柄な方も大丈夫!
他社の同タイプと比べて要求身長が4cm少なく、小柄な方も乗れる電動自転車。広々としたチャイルドシートも特徴で、車体のカラーに合わせた色のものが付きます。また、フレームが低く子どもが一緒でもラクに乗り降りできます。
子どもと一緒に買い物をしたい方は、リヤに設置できる大きめのバスケットの搭載をおすすめ。
後ろ乗せタイプの子ども乗せ電動自転車のおすすめ【3選】
続いては子どもを後ろに乗せたい方におすすめの電動自転車を紹介します。
子どもの身長70~115cm、体重は8~22kg、年齢は2歳~6歳未満に対応したタイプです。卒園まで送迎したい方はここをご覧ください。また、すべての機種に前カゴが初期装備で付くので買い物もそのままできます。
パナソニック(Panasonic) ギュット・アニーズ・EX BE-ELAE033
適正身長 | 142cm~、幼児2人時155cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約50~80km |
重量 | 34.3kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
備考 | ラクイック搭載 |
活発な子どもを絡めとる!
「プレミアムリヤチャイルドシート」という、活発な子どもも5点で簡単に固定できる、巻取り式ベルトを採用したモデル。バスケットは中が見えない&傷つきにくい形状で、スタンドを立てるとハンドルが半固定される機能も搭載しています。
小柄な方でも掛けやすいスタンド、幅約5.1mmのタイヤ、低い形状のフレームを採用しているので足回りも快適。元気があり余って動きすぎる子どもがいる方におすすめです。
2020/06/30
ネット販売が可能な店舗を見つけられませんでした!
どうしても欲しい方は街のショップでお探しください。
ヤマハ(YAMAHA) PAS Babby un SP PA20BSPR
適正身長 | 142cm~、幼児2人時146cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
満充電時アシスト距離 | 約50~73km |
重量 | 31.4kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
メーカー発表アシスト力 | 6 |
握りやすいハンドルと幅広タイヤ
子どもと一緒に乗っていても、ゆったりとリラックスした姿勢で運転できる電動自転車です。フレームは低くまたぎやすい形状で、ワイヤーを内蔵するおかげで見た目にもスッキリ。ポリカーボネート製の丈夫なバスケットも装備します。
幅広なファットタイヤが採用され安定性も高く、前輪の「2ピボットFブレーキ」が雨の日も制動力をしっかり発揮。かるいスタンドも搭載し、乗りやすさを主眼に置いたモデルです。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) ビッケ モブ dd BM0B49
適正身長 | 142cm~、幼児2人時152cm~ |
ギア | 内装3段変速 |
バッテリー容量 | 14.3Ah相当 |
満充電時アシスト距離 | 約50~115km |
重量 | 33.4kg |
タイヤサイズ | 前24、後20インチ |
備考 | デュアルドライブタイプ、カーボンベルトドライブ |
前後輪のサイズが違っておしゃれ
前輪が24インチ、後輪が20インチと低く、子どもを乗せ降ろししやすいモデル。チャイルドシートにはクッションが内蔵されているのでちょっとした衝撃なら吸収してくれます。フレームもまたぎやすい「U字フレーム」で乗り降りも安心。
全体が統一されたカラーリングと鋲打ちサドルもおしゃれで、操作パネルも「スマートワンタッチパネル」という簡単操作タイプです。
2020/06/30
ネット販売が可能な店舗を見つけられませんでした!
どうしても欲しい方は街のショップでお探しください。
折りたたみ電動自転車のおすすめ
おすすめコーナーのラストは折りたたみ電動自転車の紹介です。3大メーカーではパナソニックが1機種出しているだけなので必然的に1つだけです!
パナソニック(Panasonic) オフタイム ELW073
適正身長 | 148~184cm |
ギア | 外装7段変速 |
バッテリー容量 | 8.0Ah |
満充電時アシスト距離 | 約30~50km |
重量 | 20.6kg |
タイヤサイズ | 前18 後20インチ |
気楽なスポーツ折りたたみモデル
車載して旅行先で気軽に乗ったり、駐輪場がない方が玄関先に置いたりするのにおすすめの折りたたみ電動自転車。電車に乗せるのは重量の関係でおすすめしません。電動ではないものを選ぶといいでしょう。
このオフタイムは非常にカジュアルなスポーツタイプ。人間工学に基づいて設計されたグリップ、薄いけれどクッション性に優れたサドル、外装7段変速と気軽な散策にもってこいです。よく車で旅行する方は持っておいて損はありません。
アシストモードの違いとは
アシストモード | こぎ出し | 平坦な道 | 上り坂 | 下り坂 |
---|---|---|---|---|
弱 | アシスト中 | アシスト弱 | アシスト中 | アシストなし |
中 | アシスト強 | アシスト中 | アシスト強 | アシストなし |
強 | アシスト強 | アシスト強 | アシスト強 | アシストなし |
今回紹介したほとんどの電動自転車は、弱・中・強の3つに相当するアシストモ-ドを搭載(名前が各々違いますが)。これらのモードは一体何が違うのかというと、路面の傾斜やこぎ出しなど、状況によってアシストの効き具合が変わります。
実際の走行状況によって、アシスト力にどのような違いがあるか表にしました。上の表を見て、乗ったシーンをぜひイメージしてみてください。
全車3年間の盗難補償付き
ブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの3社の電動自転車は全車に3年間の盗難補償が付きます。ただし、購入後決められた期間内にホームページでの登録や、購入時に貰ったハガキなどを送付しなければいけません。
各メーカー別の手順や条件は以下で確認可能です。購入した方は参考にしてください。
バッテリーを交換したい場合
既に3メーカーの電動自転車に乗っている方など、予備バッテリーが欲しい方や新しいバッテリーが必要な方もいると思います。
対応するバッテリーは各メーカーのホームページで探すのが一番。過去に発売した機種でも見つかります。ここではそれぞれのリンクを紹介します。
電動自転車に実際に乗ってみる
電動自転車は実際に乗った後と前では、ガラッと印象が変わるものです。今回少しでも電動自転車が気になった方は、実際に乗ってみてから購入を考えることもおすすめします。
公式ホームページから試乗可能な店舗や試乗会を検索できるので、タイミングがあったらぜひ行って乗ってみてください。スケジュールは以下のページで確認できます。
ネットショッピングで電動自転車を買う時の注意点
ネットショッピングで自転車を購入する場合、最終的に気を付けなければならないのは購入店舗の信頼度です。
店舗によっては組み立てが甘かったり、補償などがずさんなショップも多くなっています。購入前はしっかりと店舗のレビューをチェックしましょう。
レビューチェックが面倒な方は、よく耳にするような知名度の高いショップがおすすめです。実際に自分が赴く、店舗受け取りがあるショップも比較的信頼度が高い傾向にあります。ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回はブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの電動自転車の魅力が少しでも伝わりましたか?3メーカー共ユーザーに寄り添ったさまざまなモデルを販売しています。ぜひ、ピッタリと合うモノを見つけてくださいね。