サーキュレーターのおすすめ10選|置き方や選び方・それぞれの電気代目安も!

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サーキュレーター 家電
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扇風機と非常に似通ったデザインを持つことで知られるサーキュレーター。扇風機とは違い、空気の循環を目的とするため、一年通して使える家電の一つです。

今回はサーキュレーターってなに?といった疑問や選び方が分からない方に向け、それぞれを詳しく説明。記事後半ではおすすめの製品を紹介します。空調家電の効率を上げたい方、部屋の換気が気になっている方はぜひご覧ください。

おすすめのサーキュレーターをすぐに見たい方はこちら

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サーキュレーターとは

サーキュレーター

直進力の強い風を発生させ、屋内の空気の循環や換気、洗濯物の部屋干しに活躍する空調家電サーキュレーターです。ちなみに、英語で「circulator」はそのまま「循環装置」という意味。

基本的に扇風機とは違い、直接体に当てて涼むことには適していません。あくまでも、空気循環をしているスペースの温度や湿度を安定させることがメインです。

なんで空気の循環をした方がいいの?

熱が上方に留まる暖房に比べ、下方が涼しい冷房時だとサーキュレーターはいらないかな?と思われがち。しかし、循環をすることで部屋の温度・湿度を一定に保て、エアコンのみで涼むよりも快適に過ごせるという仕組みです。

サーキュレーターの置き方

では、サーキュレーターをどう置けば効果的なのでしょう。

冷房時のサーキュレーター設置・送風イメージ

まず冷房時は、エアコンから出た冷風をサーキュレーターに乗せ、そのまま部屋の壁面か上方隅に向かって風を送ります。冷気(冷えた空気)は下方にとどまってしまうので、これを拡散させることが大事。

暖房時のサーキュレーター設置・送風イメージ

暖房時は逆に、対角線上からエアコンに向かって風を送ります。エアコンの暖気とサーキュレーターの風がぶつかり、部屋全体に暖気が拡散するという仕組み。また、上に風を送れるタイプでは部屋の中央付近に置き、真上に風を送ることで部屋全体の空気を循環できます。

他に、2部屋の空気循環や換気をしたい場合は、サーキュレーターの風が障害物にぶつからないように、部屋の中ほどから隣の部屋や窓に向けて送風しましょう。

サーキュレーターの選び方

ここからは、サーキュレーターを選ぶ上でチェックすべき重要ポイントを解説します。迷っている方、なにを基準にして選べばいいかわからない方は読んでみてください。

適用面積・風量

サーキュレーターを選ぶ際に、最重要ポイントとなるのがどれだけの量の風を出せるかということ。

多くの機種では分かりやすく、「○畳まで」といったように「適用面積」であったり、風の「到達距離」でパワーを表したりします。これらを使いたい部屋の広さと比較し、能力をオーバーしないモデルを導入しましょう

中には、適用面積ではなく「風量」でサーキュレーターの能力を示している製品も。この風量とは㎥/分(min)、または㎥/時(h)という単位で、例えば10㎥/分なら、1分で10㎥の空気を循環できるということになります。

首振り機能

水平向きのサーキュレーターと上向き時のサーキュレーター

置く場所を決め、一方向に送風し空気を循環するため、基本的にサーキュレーターは自動首振り機能が不要です。

ただし、手動首振りは、左右より上下にどれだけ首を動かせるかが重要。置いた状態で天井に送風できる上下90°以上首振りできるものがおすすめです。

ある程度体に直接風を当て、扇風機のように涼みたい場合は自動首振り機能を持つものを。また、置ける場所が限られている時も、上下左右にクルクル動く製品を導入すれば単体で空気の循環が望めます。

静音性

騒音計

睡眠時を含め日常的に稼働する性質上、静音性も気になる部分。モーターの違いやサーキュレーターの形状で変わってきますが、基本、強い風を起こす時ほど騒音が大きく、弱風だと騒音も弱くなります。

ちなみに、運転音はdB(デシベル)という単位で、数値の目安として30dBはささやき声、40dBは図書館や市内の深夜、50dBはエアコンの室外機ほどの大きさ。

選ぶ際はメーカーによる発表や口コミのチェック、新しめの機種は展示されていることも多いので、店舗で実際に確認することもおすすめです。

電気代

電気代イメージ

冷暖房に換気、衣類の乾燥と年中稼働するサーキュレーターは電気代も気になるところでしょう。この電気代、サーキュレーターに搭載されるモーターが「ACモーター」か、「DCモーター」かによってかなり違います。

それぞれ特徴も違い、ACモーターは電気代が高めで風力設定は大雑把、ただし、本体価格は控えめ。DCモーターは本体価格が高いものが多いのですが、電気代が低く細かく風力設定でき、中には99段階や無段階といったものも。

おすすめ製品のコーナーでは1時間あたりの電気代目安を記載しています。よかったら参考にしてください。

お手入れのしやすさ

カバーを外したサーキュレーター

一年通して使えるということは、汚れも一年中付着するということ。カバーを外してお手入れができるモデルを選ぶと、見た目はもちろん、汚れによる機能の低下を防げます。

サーキュレーターによって羽根まで外せて丸洗いできるものや、逆にカバーを外せず、ブロワーやエアスプレーなどで汚れを飛ばすしかないものも。清潔に保つためしっかり検討しましょう。

サーキュレーターのおすすめ【10選】

ここからはおすすめのサーキュレーターを紹介します。それぞれ異なった特徴を持つので、ライフスタイルに合った製品選びに役立ててください。

スペックの電気代は1kW=27円で計算しています。

アイリスオーヤマ サーキュレーターアイ PCF-SC15TP

アイリスオーヤマ サーキュレーターアイ PCF-SC15TP
適用面積~18畳
サイズ幅210×奥行210×高さ290mm
重量約2kg
消費電力(50/60Hz)38/36W
モーター種
首振り上下左右(自動可)
リモコン有り
運転音風量2で約35dB
1時間あたりの電気代目安~約1.03円/~約0.92円

かわいらしさと機能を両立

アイリスオーヤマ独自の「特殊形状スパイラルグリル」を採用し、ジェット気流効果で最大25m先まで送風できる、コンパクトながらパワフルなサーキュレーター。

上下左右にくるくるとランダムに首を振る「3Dランダム送風」機能を搭載し、置く場所を選びません。また、ピンク以外にイエロー、ブルーと全3色展開し部屋のイメージと合ったモデルを選べることもポイントです。

きちんと働くかわいいサーキュレーターを求める方に。

バルミューダ(BALMUDA) サーキュレーター GreenFan C2 A02A-WK

バルミューダ(BALMUDA) サーキュレーター GreenFan C2 A02A-WK
適用面積~20畳
サイズ幅320×奥行230×高さ340mm
重量約3kg
消費電力(50/60Hz)1.5~26W
モーター種DCモーター
首振り上下(手動)-10~110°
リモコン有り
運転音
1時間あたりの電気代目安約0.04~0.7円

脱臭機能で部屋のニオイを抑える

サーキュレーターの基本機能に加え、なんと脱臭フィルターを搭載し、部屋のニオイまで抑える機能を持ちます。さらに、別売りアクセサリーのバッテリー&充電ドッグを導入すればワイヤレスでの使用も可能です。

ちなみに、脱臭フィルターは約6ヶ月に一回の交換が推奨されています。バッテリー&充電ドッグは10月まで入荷予定がありませんが、空気の循環と部屋の脱臭を両立したい方におすすめです。

交換用脱臭フィルターはこちら。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) サーキュレーター PCF-HD15

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) サーキュレーター PCF-HD15
適用面積~8畳
サイズ幅241×奥行175×高さ292mm
重量約2kg
消費電力(50/60Hz)31/29W
モーター種ACモーター
首振り上下(手動)-20~90°、左右(半手動)
リモコンなし
運転音
1時間あたりの電気代目安~約0.84円/~約0.78円

とにかく安価なサーキュレーター

リモコンがなく、手動の上下首振り、送風と左右首振りを本体下部のダイヤルのみで操作する、安価かつ非常にシンプルなサーキュレーター。~8畳までとワンルーム向きですが、とにかく安価で済ませたい方におすすめです。

注意点として、左右の送風角度を変えたい場合は本体ごと向きを変えるか、一旦首振りダイヤルに合わせてから好みの角度で停止し、送風のみのダイヤルに切り替える必要があります。

SUNRIZE 3D首振り サーキュレーター

SUNRIZE 3D首振り サーキュレーター
風量約15.1㎥/分
サイズ幅254×奥行244×高さ350mm
重量約1.9kg
消費電力(50/60Hz)18W
モーター種DCモーター
首振り360°回転首振り
リモコン有り
運転音最小29dB
1時間あたりの電気代目安~約0.49円

コスパに優れる多機能モデル

国内メーカー産のDCモーターを搭載し、電気代の低さ、低騒音さに優れる多機能サーキュレーター。価格も控えめで、DCモーター搭載機としては非常にコスパに優れています。

首振りは左右に加え、360°首振りを搭載し、部屋の空気をゆるやかに循環可能です。少しポップなミストグリーンや、さまざまな部屋に馴染むミルキーベージュなど、5カラー展開しているので、趣味や環境への合わせやすさも◎。

10段階の風量調整やリズム風など機能も豊富です。低価格でDCモーター搭載サーキュレーターを試したい方におすすめ。

スリーアップ 衣類乾燥機能付 3Dサーキュレーター 「ヒート&クール」HC-T1906

スリーアップ 衣類乾燥機能付 3Dサーキュレーター 「ヒート&クール」HC-T1906
適用面積
サイズ幅235×奥行235×高さ340mm
重量約3.1kg
消費電力(サーキュレーターのみ/温風機能)45/1200W
モーター種ACモーター
首振り上下(手動)0~60°、左右(自動)60°
リモコン有り
運転音
1時間あたりの電気代目安送風モード時/~約1.22円、温風モード時/約32.4円

寒い時期や衣類乾燥に使える温風機能

一見普通のサーキュレーターにしか見えませんが、名前の通り温風を出せる「温風機能」を持つ製品。これにより、衣類乾燥の効率アップや、ちょっと寒い時にパッと暖まるといった使い方もできます。

ただし、温風機能はそれ相応に電気代がかかってしまいます。省エネを考える方は使いすぎには用心を!

BONECO(ボネコ) AIR SHOWER FAN F120

BONECO(ボネコ) AIR SHOWER FAN F120
適用面積~20畳
サイズ幅278×奥行278×高さ540mm
重量2.9kg
消費電力(50/60Hz)24W
モーター種DCモーター
首振り上下(手動)270°
リモコンなし
運転音32~55dB
1時間あたりの電気代目安~約0.65円

世界的なデザイン賞を受賞

操作はほぼ一回転するファン部と3段階の風量調整のみという、非常に思い切った仕様のシンプルで美しいデザインのサーキュレーター。世界的に権威あるデザイン賞「reddot design award」を受賞しています。
風量1では32dBと睡眠の妨げにならないレベルの静音性で、風量もそれなり。スタイリッシュなデザインを求める方や、複雑な操作が苦手な方におすすめです。

コイズミ(Koizumi) サーキュレーター コードレス KCF-2392

コイズミ(Koizumi) サーキュレーター コードレス KCF-2392
適用面積
サイズ幅300×奥行300×高さ570mm
重量約4.1kg
消費電力(50/60Hz)32W
モーター種DCモーター
首振り上下(手動)0~90°、左右(自動)45~180°
リモコン有り
運転音
1時間あたりの電気代目安~約0.86円

バッテリー内蔵でキャンプにも!?

DCモーターを搭載し、10段階の風量調整にワンボタンで最高風量になるTURBO機能を搭載するサーキュレーター。ここまでの説明では普通の製品ですが、なんとこちらはバッテリー搭載でコードレスでの使用が可能です。

扇風機のようなスタイルでかなり大きめですが、充電すれば電源不要なので、車載するならキャンプなど軽いアウトドアの空調用品としても活躍します。気軽に運んでサーキュレーターを使いたい方は一考してみては。

Vornado(ボルネード) サーキュレーター 533DC-JP

Vornado(ボルネード) サーキュレーター 533DC-JP
適用面積~16畳
サイズ幅245×奥行178×高さ287mm
重量1.6kg
消費電力(50/60Hz)2~40W
モーター種DCモーター
首振り上下(手動)90°
リモコンなし
運転音32~60dB
1時間あたりの電気代目安約0.054~1.08円

卓上にもおすすめのコンパクトさ

全体的にコンパクトで特に奥行178mmと薄く、卓上にも起きやすいサイズのサーキュレーター。操作は風量無段階調整のダイヤルと上下の首振りのみです。最低2Wで動く風量の自由度も魅力。

首振りもリモコンもいらない、サーキュレーターとしてしっかり機能すればいいという方、省電力でコンパクトなものを探す方におすすめです。

Vornado(ボルネード) サーキュレーター 293HD-JP

Vornado(ボルネード) サーキュレーター 293HD-JP
適用面積、最大到達距離~35畳、30.5m
サイズ幅410×奥行387×高さ445mm
重量5.4kg
消費電力(50/60Hz)62/79W
モーター種ACモーター
首振り上下(手動)360°
リモコンなし
運転音42~54/38~57dB
1時間あたりの電気代目安~約1.67円/~約2.13円

工場やガレージに便利な防塵仕様

防塵仕様のモーター、スチール製の脚、傷のつきにくいプラスチック製のボディ、持ち運びに便利なハンドルを備えた耐久性がウリのサーキュレーター。床置きはもちろん、付属のフックを使えば壁に掛けて使うことも可能です。

横への首振りはできませんが、上下の角度調整は360°くるりと位置取りできます。粉塵が発生するような環境での使用や、とにかくタフなサーキュレーターが欲しい方におすすめ。

Vornado(ボルネード) タワーサーキュレーター NGT33DC-JP

Vornado(ボルネード) タワーサーキュレーター NGT33DC-JP
適用面積、最大到達距離~35畳、26m
サイズ幅280×奥行280×高さ820mm
重量3.6kg
消費電力(50/60Hz)1~50W
モーター種DCモーター
首振りなし
リモコン有り
運転音30~57dB
1時間あたりの電気代目安約0.027~1.35円

インテリアに溶け込むタワータイプ

サーキュレーターとしては珍しい、タワータイプの製品です。首振り機能はありませんが、吹き出し口のフラップを調整することで、「スポット」と風が広がる「ワイド」の2パターン送風ができます。

また、DCモーターを採用しているので静音性が高く、風量は1~99までの99段階設定が可能。スリムなサーキュレーターを探している方におすすめです。

まとめ

サーキュレーター

今回は冷暖房の効率アップに加え、衣類乾燥にも役立つサーキュレーターについて特集しました。年中使うものなので、電気代や性能はもちろん、一つの家具と捉えインテリア性も視野に入れて導入することをおすすめします。

置き方を間違えるとせっかくのサーキュレーターも宝の持ち腐れです。しっかりと空気が循環するよう、正しい置き方を!