オーブンレンジのおすすめ15選|加熱方式による違いや選び方も解説

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オーブンレンジ 家電
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お弁当の温めからトーストの焼き上げ、ローストビーフなどさまざまな調理に役立つオーブンレンジ。近年ではスチームを利用して、蒸し料理にも対応する製品が増えてきました。

今回はそんなオーブンレンジについて、選び方や電気代、おすすめの製品を庫内の容量順に紹介します。ライフスタイルに合った製品選びに、ぜひ役立ててください。

おすすめのオーブンレンジをすぐに見たい方はこちら

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オーブンレンジとは

オーブンレンジ内で焼かれるピザ

オーブンレンジとは電磁波によって食材を温める「電子レンジ機能」と、庫内をヒーターで直接加熱して食材を焼き上げる「オーブン機能」の両方の機能をあわせ持った調理家電です。

オーブン機能とレンジ機能による温めを一度に使うことはできませんが、オーブンレンジ一台でどちらも担えるというのはうれしいところ。

オーブンレンジの選び方

オーブンレンジ内で焼かれるパン

オーブンレンジを検討している方の中には、どういったものを選べば良いか迷ってしまう方も多いと思います。ここでは選び方の指針となる重要なポイントを紹介。ぜひ参考にしてください。

レンジ・オーブン共通機能部分

オーブンレンジ内で焼かれるカップケーキ

まずはオーブンレンジのレンジ機能オーブン機能両方でチェックすべきポイントから解説します。

容量で選ぶ

オーブンレンジの容量は(リットル)で表され、基本的にこの容量が大きいほど庫内が広くなります。選ぶ目安としては1人暮らしの場合は20L以下、2人だと20~26L、3人以上は30L~を選ぶといいでしょう。料理が好きな方はこれより1段階大き目のものもおすすめです。

ほとんどの30Lクラスのオーブンレンジは、庫内にプレートを上下二枚配置して調理できる二段構造になっています。お菓子などを大量に焼き上げたい方はこの二段仕様のオーブンがおすすめです。

サイズで選ぶ

オーブンレンジは容量が増えるにつれ、本体サイズも大きくなります。容量が少ないほどシンプルな機能でシルエットが長方形に近く、大きくなるほど多機能かつ正方形に近づく傾向。

また、オーブンレンジを設置する際、本体の前方はあたりまえですが、熱を逃すため両側面と奥、上方に一定の空間が必要です。設置スペースの確認は基本中の基本なので、絶対に確認を怠らないようにしましょう。

ハイグレードモデルになると、本体は大きくなるのですが、上方のみを開放すれば良くなるなど、この必要スペースは緩和される傾向があります。どうしても設置スペースが確保できない場合は検討してみてください。

オーブンレンジの扉は横開き縦開きの2種類があります。横開きのものは左に障害物がないか、縦開きのものは上から覗く形になるので身長は足りているかの確認を忘れずに。

レンジ機能部分

オーブンレンジ

次はレンジ機能について、チェックすべき部分を解説します。

庫内のテーブルの違い

オーブンレンジ庫内のテーブルは、昔からおなじみの丸い皿が回転するターンテーブル式と、なにもないフラットタイプの二種類。どちらもメリットデメリットがあるので簡単に説明します。

ターンテーブル(回転皿)式
ターンテーブル式のオーブンレンジ
出典元:Amazon
メリット
  • 食品が均等に温まりやすい
  • 安価なものが多い
デメリット
  • レンジ皿の中央部は温まりにくい
  • 回転が止まってしまうので長いものは×

皿自体が回転するこちらのターンテーブル式は、食材にまんべんなく電磁波がいきわたり均等に温まりやすい特徴があります。

ただし、レンジ中央部は実質動いていないため加熱ムラが多くなるので、食材を温める時は少し中央からずらしましょう。単純ですが、それだけで加熱ムラを抑えられます。

また、回転する特性上長いものを入れると、つかえて回転が止まってしまうことも。止まってしまうと均等に温まらず、機種によってはエラーを起こします。長いものは切ってから入れるなど注意してください。

単純な構造なので、価格は控えめなものが多くなります。

フラットタイプ
フラットタイプのオーブンレンジ
出典元:Amazon
メリット
  • 庫内を広く使える
  • 掃除しやすい
デメリット
  • 温めムラが起きやすい
  • 高価なものが多い

オーブンレンジ内になにもなく、広々と使えるのがこちらのフラットタイプ。

電磁波が決まった場所を温めるので、食材の温めムラが起こりやすい構造になります。庫内に障害物となるものがなく、汚れやすい底面の掃除がしやすいのはうれしいポイントでしょう。

中には温めに作用する電磁波をランダムにかくはんするモデルも。それなりに高価ですが、そういったオーブンレンジでは温めムラが非常に少なくなります。

対応W数

レンジ機能では温めるパワーW(ワット)で表します。多くのオーブンレンジは500Wや600Wで温め可能ですが、中には1,000W以上のハイパワー加熱ができるものも。すぐにお弁当などを温めたい方はチェックすると良いでしょう。

オーブン後にレンジは可能か

多くの機種でオーブン使用後はしばらくの間、レンジ機能が使えないか温まりすぎてしまいます。なぜかと言うと庫内の温度が高すぎることと、その高温によって温度センサーが機能しなくなってしまうことが原因です。

しかし、数は少ないですが湿度センサーや重量センサーを搭載し、問題なく温め可能なモデルもあります。頻繁にオーブンとレンジを連続で使用したい方はチェックしましょう。

オーブン機能部分

オーブンレンジ内のポテトウェッジ

続いてはオーブン機能についてチェックすべきポイントを解説します。

加熱方式で選ぶ

オーブンレンジには食材を全体的に焼き上げるオーブン機能、上方からの熱で表面を中心的に焼くグリル機能がほとんどのものに搭載されています。それ以外にも調理の幅が広がる、便利な加熱機能を持つものも。

ここでは加熱機能と密接な関係を持つ、オーブンレンジの加熱方式について、一つずつ簡単に解説します。

ヒーター方式

ヒーター方式は庫内上下に設置されたヒーターで加熱する方式。簡単な構造で安価なものが多々あります。ただし、設定温度を高温にできるほど価格は上がる傾向。

このタイプは基本的に、オーブン機能とグリル機能のみの単純なものとなります。

コンベクション(熱風循環)方式

内部のファンによってヒーターから発生した熱を庫内全体に安定して広げる方式がコンベクション方式です。熱風循環方式とも呼ばれます。

スチーム方式・過熱水蒸気方式

レンジ機能やヒーターで加熱することに加え、水蒸気を庫内に放ち簡単な蒸し調理もできるのがスチーム方式。食材の水分が抜けにくく、しっとりと仕上げることが可能です。

100℃以上に熱された水蒸気(過熱水蒸気)を加熱に用いるため、メーカーによっては過熱水蒸気方式とも言われます。

茶碗蒸しやプリンなど、オーブンレンジの安定した火力でタイマー調理が可能なので、蒸し器がいらなくなったという意見もチラホラ。

ただ、スチーム機能を使う時は、タンクや専用の容器などへ水の注入が必要になります。これを面倒だと思う方にはあまりおすすめしません。

高価なモデルではコンベクション方式と組み合わさったタイプも。過熱水蒸気と熱風を庫内全体に広げ均等に加熱するので、オーブンレンジ内を上下二段に分けて加熱することが可能です。日立ではこの方式をボイラー熱風式と呼称しています。

シャープのヘルシオ方式
ヘルシオの調理例
出典元:シャープ

スチーム・過熱水蒸気方式とかなり似ているのですが、このヘルシオ方式はレンジ機能やヒーターの加熱を使わずに過熱水蒸気のみで焼き上げる方式です。

この特性からレトルトパウチや缶詰、アルミなどレンジでは温められないものをまるでレンジのように温めることが可能になっています。

対応温度

オーブンレンジによって設定できる最低温度と最高温度に違いがあります。じっくりと焼き上げる料理を作りたい場合最低温度を重視しましょう。

最高温度は高ければ高いほどさまざまな食材の焼き上げを高速化してくれます。また、ピザは高温なほどおいしく焼き上がるとのこと。スピード調理にこだわる方は最高温度を重視してください。

オーブンレンジのおすすめ15選

ここからはおすすめのオーブンレンジを容量別に15~18L20~26L30~33Lの3つに分けて紹介します。

【一人暮らしにピッタリ】容量15~18Lオーブンレンジのおすすめ【6選】

最初に紹介するのは15~18Lの一人暮らしにピッタリサイズのオーブンレンジ。単純な機能のものが多いので、オーブン調理の頻度が少ない方にもおすすめです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オーブンレンジホワイト MO-T1501-W

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オーブンレンジホワイト MO-T1501-W
容量約15L
庫内方式ターンテーブル式
オーブン温度40℃、110~200℃
消費電力~1,000W
サイズ幅455×奥行325×高さ280mm
必要な空間左右後各10・天面15cm以上、1面を開放する
重量12kg
加熱方式ヒーター

今回最小容量のオーブンレンジ

レンジ機能・オーブン機能ともに無駄を省いたような非常にシンプルな機能のモデル。オーブン機能は冷凍ピザやトースト、レンジ機能はお弁当の温めくらいにしか使わない方には十分でしょう。価格も控えめなお手ごろオーブンレンジです。

パナソニック(Panasonic) エレック オーブンレンジホワイト NE-SA1

パナソニック(Panasonic) エレック オーブンレンジホワイト NE-SA1-W
容量16L
庫内方式ターンテーブル式
オーブン温度40℃、100~200℃
消費電力~1,250W
サイズ幅455×奥行325×高さ280mm
必要な空間左右後各10・天面15cm以上、左右どちらかの面は開放する
重量13kg
加熱方式ヒーター

シンプルデザイン&機能

機能はいたってシンプルですが、ホワイトを全面に押し出し清潔感のあるデザインに仕上がったオーブンレンジ。解凍モードに解凍と半解凍があり、待機電力が0なのも地味ながらうれしいポイントです。

シャープ(SHARP) スタイリッシュ オーブンレンジブラック RE-F18A-B

シャープ(SHARP) スタイリッシュ オーブンレンジブラック RE-F18A-B
容量18L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度35/40℃、100~250℃
消費電力~1,400W
サイズ幅455×奥行325×高さ280mm
必要な空間左右後各10・天面15cm以上、左右どちらかの面は開放する
重量11kg
加熱方式ヒーター

おしゃれさにこだわった逸品

デザインに力を入れて開発されたシャープ製オーブンレンジです。モノにあふれたキッチンだからこそ、落ち着いて品の良いものを、という思想のもとデザインされています。

操作部分が2つのダイヤルに集約され、外観からはわからないよう庫内にメニューが印刷されるこだわりよう。機能的には至ってスタンダードですが、おしゃれなオーブンレンジが欲しい方におすすめの逸品です。

東芝(TOSHIBA) オーブンレンジ ER-S18

東芝(TOSHIBA) オーブンレンジ ER-S18
容量18L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度35/40℃、100~250℃
消費電力~1,400W
サイズ幅485×奥行376×高さ302mm
必要な空間左右後各10・天面15cm以上、左右どちらかの面は開放する
重量12kg
加熱方式ヒーター

レンジもオーブンも火力高め

レンジの900Wは2分間、オーブンの250℃は5分間の時間制限があるハイパワー運転を搭載する、コンパクトにまとまった高火力なモデルです。液晶にバックライトが付き暗所で見やすいこともポイント。

シャープ(SHARP) ワイドフラット オーブンレンジ RE-WF18A

シャープ(SHARP) ワイドフラット オーブンレンジRE-WF18A
容量18L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度35/40℃、110~250℃
消費電力~1,420W
サイズ幅455×奥行375×高さ330mm
必要な空間左右後天面各10cm以上
重量14kg
加熱方式ヒーター

庫内の横幅が広いワイドフラット

同じ容量のオーブンレンジより庫内の横幅が広く、のびのびと出し入れができるワイドフラットモデル。食品から出る水蒸気を感知する「絶対湿度センサー」を搭載しているため、自動温めの精度が上がっています。

操作部のパネルは見やすく、左から右へ流れるように操作できる動線が組まれている所もグッドポイント。

シャープ(SHARP) ヘルシオ AX-CA600

シャープ(SHARP) ヘルシオ AX-CA600
容量18L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度35/40/45℃、100~250℃
消費電力~1,460W
サイズ幅490×奥行400×高さ345mm
必要な空間左右後天面各10cm以上
重量17kg
加熱方式過熱水蒸気(ヘルシオ方式)

からあげも簡単な低容量のハイモデル

過熱水蒸気による高度な温めができる、ヘルシオエンジンを搭載した便利なオーブンレンジ。水蒸気を利用しているので蒸し料理にも対応し、水によって焼き上げるので余分な油が抜け、ヘルシーにおいしく作れます。

さまざまなオートメニューを搭載することも◎。料理が好きな方は特におすすめのオーブンレンジです。

【2人世帯の方向き】容量20~26Lオーブンレンジのおすすめ【4選】

次に容量20~26Lのオーブンレンジのご紹介。2人世帯の方に適した容量と言われていますが、1人でも常備菜などを多めに調理したい方にも向きます。

シャープ(SHARP) オーブンレンジ RE-S70A

シャープ(SHARP) オーブンレンジ RE-S70A
容量20L
庫内方式ターンテーブル式
オーブン温度40℃、110~250℃
消費電力~1,375W
サイズ幅470×奥行395×高さ300mm
必要な空間左右後各10・天面15cm以上
重量11kg
加熱方式ヒーター

ヘルシーメニューの自動調理ができる

ヘルシーメニューとして、ノンフライで作れる揚げ物が搭載されたコスパの良いオーブンレンジ。包丁で切れる柔らかさまで解凍する「サックリ解凍」を搭載し、使う分だけ切って残りは冷凍しなおすことができます。

スタンダードな機能もあらかた揃っており、価格も控えめなのもうれしいところ。

日立(HITACHI) スチームオーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-S7X-R

日立(HITACHI) スチームオーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-S7X-R
容量22L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度30~45℃、100~250℃
消費電力~1,340W
サイズ幅483×奥行388×高さ340mm
必要な空間左4・天面10cm以上、左右後天面どれかを開放
重量14kg
加熱方式ヒーター、過熱水蒸気

右や背面を壁にピッタリと設置できる

シリコン系の塗装で庫内のお手入れが簡単なモデル。さまざまなヘルシー料理のメニューを搭載しています。

オーブンレンジでは珍しく、右面と背面をピッタリと壁にくっつけて設置可能。ただし、ガラスにつけて設置すると熱によって割れてしまうことがあるので注意してください。

パナソニック(Panasonic) スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS657

パナソニック(Panasonic) スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS657
容量26L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度35/40℃、80~250℃
消費電力~1,420W
サイズ幅500×奥行400×高さ347mm
必要な空間左右各2・天面10cm以上
重量15.5kg
加熱方式ヒーター、過熱水蒸気

自動メニューが脅威の166個

狭いエリアを集中的に加熱できる能力を生かし、下ごしらえ済ならば短時間で調理可能なオーブンレンジ。オートメニューが166個と、このサイズでは最大級の多さ。

操作部となる液晶パネルはタッチ式で、カラフルにカスタマイズすることもできます。設置場所も背面はピッタリ、左右はわずか2cmのすき間でOK!非常にバランスの良いオーブンレンジに仕上がっています。

東芝(TOSHIBA) スチームオーブンレンジ 石窯ドーム ER-VD80

東芝(TOSHIBA) スチームオーブンレンジ 石窯ドーム ER-VD80
容量26L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度30~45℃、100~250℃
消費電力~1,430W
サイズ幅480×奥行390×高さ350mm
必要な空間左1.5・右4.5・天面10cm以上
重量14kg
加熱方式ヒーター 過熱水蒸気

石窯を再現した過熱水蒸気モデル

全体からまんべんなく加熱される、石窯を再現した東芝の「石窯ドーム」シリーズの最小モデル。過熱水蒸気を用いて、乾燥を抑えた食品の焼き上がりを実現しています。

【料理好きな方必見】容量30~33Lオーブンレンジのおすすめ【5選】

続いては家庭用で最大クラスとなる30~33Lのオーブンレンジをご紹介。3人以上の家庭の方や料理好きでたくさん作りたい方はこちらをチェック!

全てのモデルで庫内を上下2段に仕切り、同時に加熱できるタイプになっています。もちろん1段でもOK!

東芝(TOSHIBA) スチームオーブンレンジ 石窯ドーム ER-VD7000

東芝(TOSHIBA) スチームオーブンレンジ 石窯ドーム ER-VD7000
容量30L
庫内方式フラットタイプ
オーブン温度30~45℃、100~350℃
消費電力~1,430W
サイズ幅498×奥行399×高さ396mm
必要な空間天面10cm以上
重量約21kg
加熱方式コンベクション、過熱水蒸気

天面以外壁にピッタリ設置可能

2020年8月1日時点で、家庭用としては業界最高温度の「350℃」まで加熱可能なオーブンレンジ。深さ5cmの耐熱容器が付属しパエリアやアクアパッツァ、ナポリタンなどさまざまな料理が楽しめます。

レンジは1024ポイントものセンサーによって食材を均等に温める「ねらって赤外線センサー」を搭載。天面以外にすき間を作らないで設置可能と、設置の自由度も高く、東芝が贈る非常に便利な最高峰モデルです。

日立(HITACHI) スチームオーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-W10X

日立(HITACHI)スチームオーブンレンジヘルシーシェフMRO-W10X
容量30L
庫内方式フラットタイプ2段
オーブン温度30~45℃、100~300℃
消費電力~1,400W
サイズ幅497×奥行442×高さ375mm
必要な空間天面10cm以上
重量18kg
加熱方式コンベクション、過熱水蒸気

底面に外して洗えるプレート採用

日立独自の機能として、食材の重さと温度を計る「Wスキャン」を搭載したオーブンレンジ。この機能により分量に合わせて適切な火力に調整し、上手に調理・解凍が可能です。このセンサーはレンジ機能でも活躍し、均等な温めをアシスト。

他にも、スマホアプリの「ヘルシーシェフアプリ」と本体が連携する機能を搭載し、献立を提案してくれたり、調理終了時に離れていてもお知らせしてくれたりと活躍します。

フラットタイプながら、軽い上に水洗いできるセラミックプレートが底面に敷かれるので、台所で気軽にプレートを洗えるユーザーフレンドリーなモデルです。

シャープ(SHARP) ヘルシオ AX-XW600

シャープ(SHARP)ヘルシオAX-XW600
容量30L
庫内方式フラットタイプ2段
オーブン温度30~45℃、100~300℃
消費電力~1,460W
サイズ幅490×奥行430×高さ420mm
必要な空間天面10cm以上
重量18kg
加熱方式コンベクション、過熱水蒸気(ヘルシオ方式)

話しかけられるヘルシオ

シャープのヘルシオ最上位モデルとして、食材の栄養素を保持する仕組みを持つオーブンレンジ。庫内に過熱水蒸気を多量に散布することで低酸素状態を維持し、酸化による劣化を防いでいます。

無線ネット環境があれば、搭載したAI(人工知能)を駆使しおすすめのメニューなど、好みに合わせたものを提案してくれる機能も!

赤外線センサー・絶対湿度・温度センサーにより、1つのプレート上に冷凍・常温・冷蔵の食材を並べても、同時に調理が可能な驚きのモデルです。

パナソニック(Panasonic) スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS2700

パナソニック(Panasonic) スチームオーブンレンジ ビストロ NE-BS2700
容量30L
庫内方式フラットタイプ2段
オーブン温度30~65℃、70~300℃
消費電力~1,400W
サイズ幅494×奥行435×高さ370mm
必要な空間天面8cm以上
重量19.6kg
加熱方式コンベクション、過熱水蒸気

食品の中央から温めるサイクロン波

加熱ムラが非常に少ない「サイクロンウェーブ加熱」を搭載したオーブンレンジです。電磁波をらせん状に回転させ、食品の内部から周囲へと熱を広げるという仕組み。

無線ネット環境や専用スマホアプリと連携し、献立の提案や毎日のメニューの更新など、買った後も新鮮に使える機能が満載となっています。本体はスリムデザインで置く場所をえらばない上品なデザインが特徴です。

日立(HITACHI) スチームオーブンレンジ ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ MRO-SBK1-W

日立(HITACHI)スチームオーブンレンジベーカリーレンジヘルシーシェフMRO-SBK1-W
容量33L
庫内方式フラットタイプ2段
オーブン温度30~45℃、100~300℃
消費電力~1,440W
サイズ幅494×奥行500×高さ418mm
必要な空間天面10cm以上
重量24kg
加熱方式コンベクション、過熱水蒸気

パン作りもできる異色だけど便利な品

これ1台でパンを焼ける「ベーカリー機能」を持つ、ホームベーカリー要らずのオーブンレンジ。レンジ+オーブン+ホームベーカリーの1台3役で、日立独自の重さと温度を計る「Wスキャン」を搭載し調理も得意です。

ホームベーカリー機能は生地のねりもしてくれる本格派。もちうどん、ピザの生地まで作れるので、料理の幅がさらに広がるでしょう。ホームベーカリーが欲しいけれどスペースがとれない…、といった方におすすめのオーブンレンジです。

オーブンレンジの電気代とは

オーブンレンジを使っていて、ブレーカーが落ちた経験はありませんか?そういったことから、オーブンレンジは電気代がかなりかかると誤解されがちな家電だと思います。

確かに長時間使えば電気代はかさみますが、数分では大したことがありません。むしろ、時短調理で他の調理器具より安価なこともしばしば。今回は例として、1,000~1,500Wで1分間使った時の電気代目安を表にしてみました。

※電気料金は1kWh=27円として計算しています

消費電力1分間の電気代
1,000W約0.45円
1,100W約0.495円
1,200W約0.54円
1,300W約0.585円
1,400W約0.63円
1,500W約0.675円

いかがでしょうか。どれも1分では1円もかからないことがわかると思います。ただ、オーブンレンジは瞬間的にかなりの電力を使うことは間違いありません。ブレーカー落ちには十分注意してください。

まとめ

オーブンレンジ内で焼かれるキャッセロール

今回はオーブンとレンジが組み合わさったオーブンレンジを特集しました。どちらの機能も使いたい方にはさまざまな視点から選ばなくてはいけない、比較的難しいキッチン家電です。

調理好きな方は大きくて多機能なものを選ぶと料理の幅がグンと広がります。ぜひオーブンレンジを活用して楽しい調理ライフを!